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G民さんのお手並み拝見

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吉本隆明さんが1979年に行った「シモーヌ・ヴェーユの意味」という講演の
中で、そのヴェーユの戦争観について「いわば戦争は、他の国がどうこう
するということじゃなくて、自分の国家機関あるいは国家権力というものが、
自分の国の大衆を殺させるということ、それが戦争なんだと言っているわけ
です」と説明しています。
武力による戦争が、冷戦の終結とともに終わった途端に、世界がグローバル
化して、そして経済戦争が激化したように思います。政治的イデオロギーは、
同一同質の経済的イデオロギーに変遷してしまいました。資本主義、市場
経済の中では、いかに物を造って売るかという新たな戦略が国家単位で行わ
れるようになって、その戦争に勝つということはいかに利益を上げるかと
いうことになりました。
国民、労働力が兵士として、その経済戦争で闘うことになりました。高性能
で安価な武器をどれほど使用できるかが戦力として語られるようになりまし
た。その労働力が国家権力で特攻隊のように殺されてゆきました。そして
またもや20年という年に敗戦をむかえたのが、今のこの国の現状でしょう。
「自分の国家機関あるいは国家権力というものが、自分の国の大衆を殺させ
るということ」を経済戦争でもおこなってきたのです。火をつけ煽るような
ことも行っていました。「国際競争力」と言っては、それがなにかナショナ
リズムの金科玉条のようにのたまう参謀もいて、それを根拠あるいはそれを
担保に賃金を抑制して派遣を容認する人もいまだにいます。国のために命を
落とせとヒステリックに叫んでいるようにしか思えないのです。それで国が
救われるわけではないのに…。
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_国防って何だろうね?、景気対策って何だろうね?。
_片や働け働けって言って、もう一方ではジャブジャブ金を刷れって。
_仮想敵を作って戦えっていう前世紀的なやり口は、平成のゆとり世代には
_通用しないっしょ。
_金の力に頼りすぎて、その力に飲み込まれかけている様なぁ。
_国が国がって言ってる、その国が悪の根源なら国を捨てると言う選択も
_出てくるぞ、お隣さんぢゃないけど。(^u^)
by COOPER99 | 2012-12-20 21:47 | うぃっす | Comments(0)

マグナムが効かねぇ!


by COOPER99