トヨタの価値 (連載その14)

トヨタは何故儲かるのか?、奥田氏の封建社会化は加速します。
さぁー、今日はサクサク行くぞぉー。(笑)

トヨタの傘下には、車体メーカー(完成車を作る)の他にティア1と言われ
る1次下請け部品メーカーがあります。昔は系列と呼ばれ、メーカーと一体
となって競合他社と争っていました。その中でも超大手は勝ち組として分類
されますが、それ以下はその分負け越した貧民です。それでもティア1とも
なれば、下請法で保護される資本3億は超えていますから、虐められ放題
なんですな。系列って何なんでしょう、今や官僚制度と並ぶ悪しき習慣に
成り下がってます。部品と一口に言っても色々有る訳で、タイヤやプラグや
バッテリーなど規格化された消耗品のように、どの車にも付けれる自由な
マーケットの有る物は、駆け引きはあっても問題ありません。エアコンや
トランスミッションやオルタネーターなど、規格まで行かずともフィッテ
ィングを残すのみの物は、系列を引き摺りつつも超大手が手掛ける事もあり
競争原理が働いています。記憶に新しいピストンリングや一部の特殊な少数
品では、自動車メーカーより部品メーカーの方が少ないというパターンも
あります、これにはフェイルセーフが働きますからまだまし。それ以外の
大半の部品は、メーカーによる搾取の対象になってしまいました。ティア2
迄降りれば、下請法の傘に入るのですがそこは系列、この辺りまでは天下
って来ますから法律も何も有りません。反旗を翻しても売り先を確保せねば
なりません、真っ当な商売ならこんなにたくさんメーカーが有る国ですから
、他のメーカーに乗り換えればいいのですがそうもいきません。それらは
殆どが汎用性の無い専用品のため、パテントを主張して脅してきます。
勿論パテントも何も無いのですが、そもそも法律の届かない世界ですから。
まずは、ここまでが第1段階。(笑)

あまり系列と言っていても、虐めすぎて死んじゃったら面倒ですよね。
社会的な評判を気にするトヨタさんですから、ヤバイと思えば責任逃れ
です。自分だけ不良債権処理が出来たら、身を翻して系列解体ですと。
散々弱らせておいてから、これからは自分の力で生きて行けです。自分達は
好きな所から買いますので、ついでに補償もやめるからねって。補償って
のは、部品単価を決めるのに予想買取数がありまして。それまでは、こんな
に買ってやるから安くしろって切り札だったのが。売れなくなったら約束が
違うって、言われるのを恐れてやめたんです。10個入りなら80円、5個
入りなら100円ねってのはしごく当然な話なのですが。出す車、出す車、
ハズしまくりでしたからね。でも、それはメーカーの失策なのにね。
じゃあ部品単価が上がるかって言うと、当然変りません。それって、売れる
か売れないかのリスクを、部品メーカーに押し付けただけです。単価が上が
るのは嫌いますから、売れないのに計画数が減る事は有りません。契約上、
もし売れたら困りますから、部品メーカーはその能力で設備投資するはめ
になります。実際売れないから、過剰投資になり補償も無くますます苦しく
なります。トヨタはサバ読んで投資を縮小してましたが、部品メーカーで
そこまで度胸の有る所は無いです。

これが第2段階、まだまだ第3段階があるんです。(つづく)
[PR]
by COOPER99 | 2008-05-15 20:45 | がせねた | Comments(0)

マグナムが効かねぇ!


by COOPER99